素股はヘルス系風俗の基本プレイですが、プライベートで行う機会はめったにありません。風俗初心者の方からすれば「素股ってなに?」という感じですよね。
しかし!風俗で働いた経験があっても『素股のやり方』と『マンズリのやり方』を勘違いして覚えてしまっている人は結構多いんです……。
マンズリは予期せぬ妊娠や重い性病を引き起こす可能性もあり、間違った知識のままでいると自分の身を滅ぼしかねません。
この記事では「素股とマンズリの違い」「安全な素股のやり方」「代表的な素股の体位」を現役風俗嬢が徹底的に解説します!自分の体を守るために、安全な素股の知識を身に付けておきましょう。
素股とマンズリの違いとは?
【素股】性器どうしの接触がない。男性器に手を添えてプレイする。
【マンズリ】性器どうしの接触がある。男性器に手は添えない。
素股とは【女性の股に男性器を挟み、圧迫・摩擦で刺激を与える】プレイのこと。
男性は視覚的・感覚的に挿入しているような気分を味わえますが、男性器に触れているのはあくまで女性の「股」部分。性器どうしの接触(粘膜接触)はありません。
一方、マンズリとは【女性器に男性器をこすりつけて動かす】プレイのこと。
マンズリは性器どうしが触れ合って粘膜接触が起こるため、『妊娠』『性病』のリスクが高まります。
それだけでなく、風俗嬢側がマンズリを許してしまうと、どさくさに紛れて『本番』しようとしてくる悪質な人もいます。悪意がなくても“うっかり”挿入に至ってしまうケースも……!
よく勘違いされるのですが、素股とマンズリはまったくの別物です。
お客さんに限らず、現役の風俗嬢やスタッフでも、安全な素股のやり方を知らずマンズリと勘違いしている場合があります。
数十年前はこのマンズリこそが素股だと言われていたので、年配の方だと悪意なく勘違いしているケースもあるのですが……。
どちらにせよ、風俗で働くなら「安全な素股のやり方」を把握しておくべき!いざというときに自分の身を守れるようにしておきましょう。
「性器どうしの接触があるかないか」は特に重要なポイント!
安全な素股のやり方
それでは、安全な素股のやり方を詳しく解説します!『太ももや股など、皮膚の部分を使って男性器を刺激する』のが素股です。
「性器どうしが触れ合わないようにする」「粘膜接触が起こらないようにする」この2点に気を付けましょう。
悪質なお客さんだと、こちらが正しい素股をしていても「それ素股じゃないよ!こうやるんだよ」とマンズリさせようとしてくる人もいます。女性器に触れる分、男性にとってはマンズリのほうがわかりやすい快感を得られるからです。
しかし、そこで流されてしまってはいけません。笑顔で「大丈夫だよ♡私に任せて!」と主導権を握ってしまうのもひとつの手です。しつこい場合はハッキリ断ることが大事!
お店が決めた接客の流れがあればそちらに沿いましょう。
お店の指示がなければ、次の手順を参考にしてください。
step1 基本プレイで雰囲気づくり
いきなり素股で男性を気持ちよくさせるには、かなりのテクニックが必要です。
まずはキスや全身リップなど基本プレイの技を駆使して、男性の射精感を高めましょう。
準備の段階から主導権を握ってしまえば、素股を楽に進めることが可能になります!
step2 ローションをたっぷり使う
ローションは素股をするときの必須アイテム。男性器にたっぷりローションを塗りましょう。
女性側も自分の太もも・腹部・手などにしっかりローションを塗っておくと、摩擦による肌への負担を軽減できますよ!
また、ローションを大量に使えば皮膚や粘膜に体液が直接触れることを防げます。
体液にはさまざまな菌やウイルスが潜んでいます。例え性器どうしが触れ合っていなくても、体液が粘膜に接触してしまうだけで妊娠や性病のリスクは高くなってしまうんです……。
予防の意味でも、ローションは出し惜しみせず使いましょう!
step3 手を男性器に添えて腰を動かす
素股をするときは、必ず『男性器に手を添える』のがポイントです。手を添えないと「この子は本番OK」と思われてしまいます。
挿入のリスクや性器に触れてしまう可能性が高まるため、例えお客さんに「手どけてくれない?」と言われても手は離さないように!
また、手の動きが腰の動きとズレると、ただの手コキになってしまいます。手を男性器に添えたら腰の動きとしっかり合わせるようにしましょう。
素股はかなり体力を使うプレイなので、素股前の基本プレイでいかに射精感を高めておけるかが重要です。
代表的な素股の体位
素股には複数の体位があります。ここでは代表的な4つのパターンをご紹介します!
正常位素股
仰向けになった女性に、男性が覆いかぶさる形の体位です。
正常位素股は「自分で動きたい!責めたい!」というお客さんにウケが良いのが特徴。男性主導でプレイが進むため、女性は自分で動く必要がなく体力的に楽ができます。
ただし、油断しているとどさくさに紛れて挿入されてしまう可能性があるのが難点……。
挿入のリスクを防ぐためには、両手で男性器を包み込むように握るのがポイントです。
性器どうしが触れ合わないように「腰の位置を調整する」「どちらかの手で女性器をガードする」なども並行してできるとGOOD!
男性の動きに手のリズムを合わせたり、強弱をつけたりしてあげると男性もフィニッシュしやすくなりますよ。
騎乗位素股
仰向けになった男性の上に、女性がまたがる形でリードします。男性器の位置や動きをコントロールできるため、挿入されにくくなる体位です!
騎乗位素股には、男性器を「前で挟むやり方」と「お尻で挟むやり方」があります。
前で挟むのであれば、男性器が女性器に触れないように、手を添えて足の付け根部分で挟み込みましょう。お尻で挟む場合は、後ろを向いて腰の位置を確認してから男性器を指の股で挟みます。
どちらのやり方でも、手の形はピースにし、人差し指と中指の股の部分に男性器を挟むと手を動かしやすくなりますよ!難しければ優しく握ってしまってもOK!
手を添え準備が整ったら、膝でしっかりと自分の体重を支えて、緩急をつけながら体と手を上下に動かします。
雰囲気作りの段階でリードできれば、自然とこの体位に誘導することが可能。そのため、素股の経験があまりない初心者の方でも実践しやすい体位です。
後背位素股
男性が女性を背後から抱きかかえてプレイします。男性器が女性の太ももに挟まれているので、挿入しているように見えて人気があります。
いわゆる「立ちバック」「寝バック」など、バリエーションが豊富です。ただし男性主導で動くため、挿入されないようにコントロールするテクニックが必要な体位でもあります。
後背位素股のコツは、手を男性器に添えてしっかりと太ももで挟みこむこと。後ろから男性の力が加わるので、壁に手をつくなどして、体勢が崩れないように気を付けましょう!
対面座位素股
女性が男性の上に座り、顔を合わせた状態で行う体位です。
密着度が高く、恋人同士のような雰囲気を味わえることから男性の満足度が高いのがポイント。しかし密着しているからこそ、男性側は大きな動きができません。
そのため、女性側には男性器への刺激やキスをこまめに挟むなどの多彩なテクニックが求められます。対面座位素股で男性を満足させられれば、かなりの上級者!
ただ、リピーターのお客さんを相手にする場合、ワンパターンな体位だと飽きられてしまう可能性も……。飽きた結果、本番交渉してくるお客さんも少なくありません。
さまざまな体位に対応できるようにしておけば、本番の可能性を避けられるだけでなく、お客さんからさらに気に入ってもらえるチャンス!慣れてきたら他の体位も練習してみましょう。
まとめ:自分の身を守るために安全な素股のやり方を覚えよう
安全な素股のやり方や知識を身に付ければ、自分の体を性病・妊娠のリスク・本番強要から守ることができます。
素股はヘルス系風俗では定番プレイのひとつでもあるので、お客さんにお願いされる機会も多いです。しっかりとテクニックを磨けばお客さんの満足度をより高め、収入UPも狙えるでしょう。
「知らなかった!」「間違って覚えていた!」という方は、これを機に正しい素股のやり方を覚えてみてくださいね!