風俗嬢がピルを服用するメリットとは?

初心者・基本
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風俗のお仕事をしていると心掛かりなのが、何らかの事故による「妊娠」。

ソープ以外の風俗(ヘルス系)は本番行為が禁止されており、挿入行為が無いためよっぽどの事故が無ければ妊娠の可能性はほとんど無いと言ってもいいでしょう。

しかし、接客中に何があるのかは分かりませんし、絶対的に安心はできないですよね。

気掛かりなく安心・安全に風俗のお仕事をするためにも是非服用するべきなのが「ピル」。

風俗のお仕事をするならピルを飲むべきか否かという論説は溢れていますが、実際のところ風俗嬢がピルを服用することに一体どんなメリットがあるのでしょうか?

今回の記事をおすすめしたい方
  • 風俗嬢はピルを飲むべきなのか?
  • そもそもピルって一体どういう薬なの?
  • 風俗嬢がピルを服用するメリットって?
  • 安全のためにピルを服用したいけど、副作用が心配

上記に当てはまる方は是非最後までこちらの記事をお読みください♪

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そもそもピル(経口避妊薬)って一体なに?

風俗のお仕事をしていると聞く機会が多く、最近世間でも話題になっている「ピル」。

そもそもピルとは一体どういう薬なのでしょうか?

ピルは世界で1億人の女性が飲んでいる避妊薬!

ピルとは、世界で約1億人の女性が飲んでいる薬で、女性自身が妊娠と月経を自分でコントロールできる、安全で確実な避妊方法の一つです。

使用状況は国ごとに大きく異なり、アメリカでは1200万人、イギリスでは生殖年齢の約1/3の女性が内服しています。

毎日一回一錠服用することで、避妊の他にも様々な効果・メリットがあるのが特徴です。

ピルには目的と用途、特長によって以下の5種類に分類することができます。

  • 低容量ピル
  • 中容量ピル
  • 相性ピルと段階型ピル
  • アフターピル
  • 月経移動ピル

種類が多く専門的な用語もあるので分かりづらいですが、一般的に「ピル」と呼ばれている薬はこのなかの「低用量ピル」に当てはまり、一番ポピュラーで多くの女性が服用している薬となります。

低容量ピル(OC)とは?

それでは、一般的に服用されている低容量ピルとは具体的にどんな薬なのでしょうか?

低用量ピル(OC:oral contraceptives)には女性ホルモンが含まれています。経口避妊薬、とも呼ばれます。毎日一回服用することにより排卵を抑制し、子宮内膜の増殖も抑えます。低用量ピルには、コンドームよりもはるかに高い避妊効果があります。正しく服用すれば、100%確実に避妊できます。 ピルと同じくらい確実な避妊法としては、IUDや不妊手術がありますが、これらの方法は出産経験の無い人には適しません。 最も確実で安全性の高い低用量ピルにより、「望まない妊娠」からあなた自身を守ることができます。(ケイ・レディースクリニック新宿 婦人科美容皮膚科「低容量ピル」https://nadeshiko-women.com/pill-top/pill-types/)

以下の用途でピルを飲むことが推奨されています。

  • 避妊したい/妊娠したくない
  • 肌を綺麗に保ちたい
  • 生理周期をコントロールしたい
  • 生理痛から開放されたい
  • PMS(月経前症候群)を緩和させたい
  • 卵巣癌、子宮体癌などを予防したい

ピル=避妊目的という印象が強いですが、実はその他にも様々な効果やメリットを期待できます。

一昔前は「ピルを飲んでいる女性はヤリマン」といったデマが広く知れ渡り、ピルは「避妊を気にすることなく性行為をしたい女性/している女性のための薬」という認識も強かったように思えます。

しかし、最近はピルの正しい用途や効果が伝わったことで、たくさんの女性がピルを身近に感じ、服用していると言われています。

ちなみに・・・中容量ピルとは?

低容量ピルと同じように「中容量ピル」も避妊や月経に関連する問題の解消に用いられる薬となりますが、この二つの薬の違いは「ホルモンの配合量」です。

ピルには「エストロゲン」「プロゲステロン」という2種類の女性ホルモンが合成されています。

前者のエストロゲンという種類の女性ホルモンは、種類自体は同じですが低容量ピルと中容量ピルでは配合されている量が異なります。

中用量ピルの場合は、1錠あたりのエストロゲン配合量は0.05㎎以上になりますが、低用量ピルの場合はそれ以下の配合量になります。

低用量ピルが認可されるまでは中用量ピルが一般的なピルとして広く知れ渡っていましたが、低用量ピルが認可されるようになってからは低用量ピルが用いられることの方が多くなっています。

中容量ピルのメリット・デメリットって?

中用量ピルと低用量ピルの違いは、エストロゲンの配合量ですが、「ホルモンの配合量が多い=効果が高い」ということになります。

そのため、中用量ピルは薬を飲み忘れても低用量ピルよりも影響を少なくできるというメリットがあります。

しかし、その反面で中用量ピルは成分が強いことから副作用のリスクが高くなります。そのため、現在は安全性を考えて低用量ピルが用いられることが多くなっています。

低容量ピルと中容量ピルの違いについてきちんと理解し、自分の目的に合わせて服用することが大切です。

低容量ピルは飲み忘れることで効果が薄れる危険性があるのね

ピルで避妊できる仕組みとは

ピルに避妊効果があるのは重々承知だと思いますが、一体どのような仕組みで避妊効果が得られるのか気になりませんか?

先ほどピルには2種類の女性ホルモンが配合されていると書きましたが、このホルモンと卵巣内で作られるものはほぼ同じ構造のため、ピルを摂取することで「ホルモンが分泌されている」と勘違いし、排卵指令を出さなくなります。

その結果、排卵がストップし避妊できるのです。

排卵が止まるといっても服用している間だけで、服用をやめれば短期間で排卵が再開し、卵巣や卵の性質には影響を及ぼしません。

簡単にまとめると、ピルを摂取することで妊娠状態にあると錯覚することで、避妊が可能となっているのです。

風俗嬢がピルを服用するメリット・デメリットをご紹介!

風俗のお仕事は性と身体/妊娠に関わることなので、ピルを服用するべきか否かは悩みの一つですよね。

次からはピルの効果と一緒に風俗嬢がピルを服用するメリット・デメリットについてそれぞれご説明しますので、すべて読んで良い点・悪い点を把握した上で飲むべきかどうかを判断することをおすすめします。

風俗嬢がピルを服用するメリットとは?

性と切り離して考えられない風俗のお仕事。ピルを服用するメリットについて追っていきましょう。

望まない妊娠を避けられる

妊娠の可能性をほぼ100%防げる!高い避妊効果

低用量ピルの避妊率は、毎日一定時間に飲み忘れることなくしっかりと内服できていれば、約99.7%の避妊率※となります。

もしも飲み忘れてしまった場合でも、気づいたタイミングですぐに内服をするなど対応ができていれば92%の避妊率があります。

この避妊率は、各種避妊法の中でもダントツで高く、日本で避妊方法としてポピュラーとなっているコンドームでさえも正しい使用方法ができれば約98%の避妊率でありますが、一般的な使用方法ですと約82%の避妊率とされています。

コンドームは意外にも避妊率はそんなに高くないのが驚きですよね。何があるか分からない風俗のお仕事をするにあたり、高確率で避妊できるピルは妊娠の心配がないため、快適にお仕事することができます。

出勤をコントロールできる

生理のタイミングをコントロールできる

「事前予約が入っていたのに、当日になって生理が来ちゃった・・・」なんてことありませんか?

生理日はこれまでの生理周期から大体の日程を予測することはできますが、生理不順の場合は遅れたり早まったりすることも多く、何日頃に来るのか自分でも把握できないですよね。それに、体調によって予定日とズレる可能性も十分ありえます。

生理が来るとお仕事が出来ない風俗店がほとんどなので、予定外の生理は売り上げを落としたり、当日キャンセルによるお客様の信頼を損ねてしまう原因になるので、風俗嬢としては非常にやっかいでしょう。

しかし、ピルを飲むことで生理の日をコントロールすることが可能になります。

ピルには生理のメカニズムに欠かすことのできないホルモンが配合されてるため、ピルの飲み方を変えることで身体が女性ホルモンの分泌の有無を勘違いして生理日を早めたり遅らせたりすることができるようになります。

例えば・・・生理を遅らせたい場合

生理が来そうな日のおよそ5日前から飲み始めることで遅らせることが可能です。

例えば・・・生理を早めたい場合

生理が来そうな日のおよそ10日前から飲み始めることで早めることが可能です。

ホルモンバランスをコントロールして情緒、体調を整えることができる

あまり知られていませんが、ピルの副効果として女性が多く期待しているのがPMS(月経前症候群)の改善です。

PMS月経前症候群とは?

月経前に発生するイライラや情緒不安定、胸の張り、むくみ、体重増加など、精神的あるいは身体的症状のこと。

PMSは月経前のホルモンの変動によって発生する症状ですが、ピルを服用していれば女性ホルモンの変動がなくなるためPMSの症状を和らげたり改善することに効果があると言われています。

さらに生理中の同様の症状や、下腹部痛、腰痛、貧血といった肉体的なダメージとして表れる症状に対しても効果があり、月経の出血量の減少、生理痛の軽減、消失へもつながると考えられています。

メンタルが安定して体への負荷が軽減するので、心身ともに楽な状態で過ごせることも大きなメリットだと言えるでしょう。

その他ピルを飲むことで期待できるメリット

ニキビの予防・改善

ピルには女性ホルモンが配合されているので、成分的に男性ホルモンを抑える作用があります。

そのためピルを飲むことでニキビの改善に役立つことがあり、なんと世界中でも女性のニキビ治療薬として用いられています。

実際にピルの服用がニキビ治療に効果があるのかどうかは人それぞれのようですが、3ヶ月で約80%の方が改善し、6ヶ月で90%以上の方に改善伺えることが多いそうです。軽いにきびであれば一ヶ月以内に治まるんだとか。

顔だけでなく、ケアしにくい背中ニキビなどにも効果があるので、ニキビが大敵の女性にとっては非常に嬉しいですよね。

女性特有の病気の予防が期待できる

さらに女性にとって嬉しい効果が、エストロゲンと関連がある卵巣がんや子宮体がんといった女性特有のがんの予防です。

卵巣がんにおいては1年間低用量ピルを使用しただけでも約5%のリスク低下が報告されており、さらに、10年の使用で約50%卵巣がんのリスクが低下するといわれています。

子宮体がんにおいても1年以上の低用量ピルの使用によってリスクが低下することが報告されており、一度子宮体がんのリスクを低下させることができれば、その効果はなんと20年ほど持続しているという報告もあります。

ピル服用によって女性特有の病気を予防できるのはあまり知られていませんが、風俗嬢であること以前に女性として「病気」という大きなリスクを下げられる一つの手です。

風俗嬢がピルを服用するメリットは避妊だけに留まらず、多岐に渡ります

  • 不測の事態が起きても安心できる高い避妊効果
  • 急な生理でお仕事をキャンセルする必要がなくなる月経移動
  • イライラ、胸の張り、腹痛など精神的・肉体的苦痛から開放されるPMS/生理痛の緩和
  • 顔~全身まで、女性の大敵である大人ニキビの改善・緩和
  • 女性特有のガン(卵巣癌・子宮対癌など)の予防

こんなに良いことづくしなら、ピルを飲まない理由が見つからない気がする!

反対にピルを服用するデメリットはあるのか?

ピルを飲むことによって避妊以外にも様々な効果があることが判明しましたが、反対にピルを飲むことによるデメリットについても追っていきましょう。

体質によって副作用がある

ピルを服用することで、体質によって一部の人は以下のような副作用が感じられることがあります。

  • 吐き気
  • めまい
  • 胸の張り
  • 不正出血
  • 頭痛・下腹痛
  • むくみ など

など、よく聞く例ですが副作用については個人差がありますので、服用すると必ず副作用が出るということではありません。

たとえ副作用が表れても飲み始めてから2~3ヶ月以内に収まる場合がほとんどなので、心配する必要は無いです。

まずは3ヶ月継続してみて、身体が慣れるまで待ってみましょう。

もし2~3ヶ月経過しても治まらない時は、医師と相談の上ピルの種類を変更するのが良いです。

血栓症のリスクがある

ピルを服用すると、血栓症になるリスクが少し高くなると言われています。

血栓症とは?

血栓症とは、血管の中を流れている血液が凝固し、塊となって血管を詰まらせることを言います。この血の塊(血栓)が脳で詰まると脳梗塞、心臓で詰まると心筋梗塞になり、命に関わることもあります。

ただし、喫煙者や基礎疾患(糖尿病、肝機能障害など)を患っていない健康な人であれば、ピルを飲んでいない通常の人が血栓症になる確率とほとんど同じと言われているので、絶対的にピルを飲むことで血栓症になるリスクが高まるという訳でもないようです。

他にも、以下の項目に当てはまる場合も血栓症のリスクが高まるためピルの服用は避けた方がいいと言われています。

  • 妊娠中・妊娠の可能性がある
  • 出産後6ヶ月以内である
  • 35歳以上で1日15本以上のタバコを吸う・喫煙者
  • 原因不明の不正出血がある
  • 高血圧
  • 癌を患っている
  • 静脈血栓症などの病気になったことがある

メリットも多いピルですが、きちんと医師に相談した上で服用しないと、血栓症を招くことにもなりかねません。

ちなみに、血栓症になると以下のような症状が現れるので、覚えておくと良いかもしれません。

血栓症になった場合に現れる症状

・ふくらはぎの痛・ふくらはぎの痛み、しびれ、手足のしびれ
・鋭い胸の痛み、突然の息切れ、胸部の押しつぶされるような痛み
・激しい頭痛、めまい、失神、視覚・言語障害(目のかすみ、舌のもつれ)

飲み忘れによる妊娠のリスクがある

ピルは一定の時間に一日一錠、21日の間に連続して飲むことで避妊効果が得られます。

21日間連続して飲んだ後は、7日間ピルを飲むのを止めて「休薬期間」に入り、休薬期間が終わったら、また次のお薬を飲み始めます。

正しく飲んでさえいれば、きちんとした避妊効果が得られますが、飲み忘れてしまった場合は飲み忘れの数や日数によっては従来と同じ避妊効果が得られなくなってしまう可能性があります。

ただ、低用量ピルは、1日、2日飲み忘れただけで避妊の効果がなくなる訳ではなく、飲み忘れたタイミングがポイントとなります。

避妊効果をしっかりと得たいという方は休薬期間周辺の内服忘れが非常に危険なので、この期間に低用量ピルを飲み忘れた場合には他の避妊法を併用するなどの対策をとることがおすすめです。

ピルを飲み忘れた場合はどうする?
低用量ピル(OC)を1周期に飲み忘れるという女性の割合は、主観的な調査では19%、客観的な調査では81%と差があるものの、いずれにせよ低用量ピルの飲み忘れは実は決して珍しいことではありませんので、飲み忘れに気づいた際には落ち着いて対応しましょう。

まとめ

今回は『風俗嬢がピルを服用するメリットとは?風俗で働くなら知っておきたいピルのお話』というタイトルで、風俗嬢がピルを服用するメリットとピルについてまとめました。いかがでしたでしょうか?

風俗でお仕事をするなら「ヘルス系だから大丈夫!」と安心するのではなく、どんな職種でもいざという時のために自分の身体を守るための術を知っておく必要があります。

自分の身体を守るための一つの手段として、今回ご紹介したピルがございますので、是非この記事を参考にしたうえで服用するか否かもう一度考えて医師に相談してくださいね。

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